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アニメ・声優・アニソン等に関する記事をいろいろ書きたい。

常識的な化物と非常識な人間たちの群像劇『デュラララ!!』

 
デュラララ!!×9 (電撃文庫)

今回ご紹介するのは、2004年から電撃文庫より刊行されているライトノベルデュラララ!!』。
 
東京・池袋を舞台にした群像劇で、二度もTVアニメ化されている作品です。
 
 
 

池袋で繰り広げられる非日常的ストーリー

 
都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみね みかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだ まさおみ)に誘われて、池袋の来良学園に入学するために上京。

上京した初日に、都市伝説と噂される「首なしライダー」を目撃した帝人は、池袋の街で数々の非日常に巻き込まれてゆくと同時に、「首なしライダー」を含む様々な人物が事件に関わっていくことになる・・・という物語。
 
 
こう説明すると、まるで帝人が主人公に思えますが(実際、第一部の狂言回し的存在ではありますが)、原作者曰く作品の主人公は「首なしライダー」ことセルティ・ストゥルルソン
デュラハンと呼ばれる欧州(アイルランド)の妖精の一種であり文字通り“首がない”セルティを中心に、様々な人間関係が複雑に絡み合う群像劇です。
 
 
 

ココがオススメ!①「巧みな伏線の回収」

 
この作品はとにかく登場人物が多いです。
キャラクターの名前を覚えるだけでも大変なのに、さらに色んな出来事が同時に進行していくので、初見では理解しきれないセリフや場面も多々出てくると思います。
 
しかし、何度か作品に触れると「この場面のコレはこういうことだったのか!」と分かるようになってきます。
思いもよらない場面と場面が裏で繋がっていたり、無関係に思えた人間同士が密接に関わっていたりもするので、その巧みな伏線の回収にどんどん夢中になっていくのです。
 
私は『デュラララ!!』以外の成田良悟作品を知らないのですが、伏線の回収による「パズルのピースが次々と嵌まっていくような感覚」は、成田作品の特徴でもあるんだとか。
何度も小説を読み直したり、アニメを観直したりする楽しみがある作品です。
 
 
 

ココがオススメ!②「個性的すぎるキャラクターたち」

 
ストーリーだけでも十分面白いのに、この作品はキャラクターまでもれなく濃厚。
平凡そうに見えて実は誰よりも異常な少年や、首なしの化物を愛する変態闇医者、一度キレると素手で自販機を持ち上げるほどの怪力を発揮するバーテンダーなど、説明を聞いただけでもお腹いっぱいになってしまうキャラクターばかりです。
 
個人的に、特に好きなキャラクターが、
 
他人を愛するがあまりタチの悪い人間観察を繰り返す情報屋・折原臨也
外見や性格がすべて対称的な折原臨也の双子の妹・折原九瑠璃&舞流
常に多くの彼女を連れ歩いているスケコマシにして極度のフェミニスト六条千景(ろっちー)
 
以上の4人。
 
特に折原臨也と九瑠璃&舞流は、それぞれ単体で見るとかなりトリッキーなキャラですが、三人集まると意外とフツーに兄妹してるので、そのギャップが良いです。
 
 

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